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専業トレーダー DaTsU

LIMIT OF LOVE 海猿

さて、第3弾。
やはりフジ東宝ラインのしっかりとしたコンセプトのもと、映画→テレビ→映画と、
踊る大捜査線で実証済みのプラン。

それにしても伊藤君は、男をますますあげた。これだけの制作費をほとんど彼一人
主人公状態でやってしまうんだもんな。俳優になったらこういう作品に主演として
出ることが最高だろう。公開前後にフジテレビ系に加藤あいとずっと番組宣伝で
出ていたし、プライベートではいろいろお騒がせな面もあるが、とにかくこの映画の
彼は、かっこいいの一言に尽きます。


第1作目は、広島県呉市の海上保安大学校。
第2作目は、横浜、巡視船『ながれ』に配属になって毎回ストーリーを楽しめた。
中村とおるや時任さぶろう等のベテラン陣との競演がとてもよかった。
最後、ながれとの別れのシーンは泣けた。

「絶対に生きて還ってくること」
「絶対に諦めないこと」 船長のこの言葉は感動もの。そして何より制服が良い。

そして今回の第3作目の舞台は鹿児島。

廃船になった「ながれ」を降りた大輔(伊藤英明)は、ここでヘリコプターで救難活動をする「機動救難士」になっていた。という設定。
バデイの佐藤君との相性も抜群で、軽いテンポで前半は進んでいく。

鹿児島沖合いの近いところでの客船沈没事故なので、見物人を数多く集めるということも
大変だったろうが、なにより、タイタニック並の沈没をリアルにゆっくりと再現したところが
迫力満点。

脱出の際に、妊婦役の大塚ねねと頼りない男性役吹越満が一緒に行動するのだが、
特にはしごのシーンで、2人を抱えて、絶対に諦めない、絶対に2人とも助けますと
連呼し続ける伊藤君がすばらしい。

沈没後もそっこーで、仲間たちが救助にむかう。最後は加藤あいとのハッピーエンドばり
になるのだが、あいかわらず上手に作っている。文句なしに楽しんで見れる映画だろう。


潜水士となって早2年。海上保安官である仙崎大輔(伊藤英明)は、鹿児島・第十管区に異動となり、機動救難隊員として海難救助の最前線で働いていた。恋人・伊沢環菜(加藤あい)とは将来を意識しながら、遠距離恋愛を続行中。

さまざまな経験を経て、ひと回り大きくなった大輔だったが、成長したことで知る重みや苦しみもある。それが原因で環菜との仲もギクシャクし、心は複雑に揺れていた。そんななか、鹿児島沖3キロで大型フェリー・くろーばー号の座礁事故が発生。バディの吉岡哲也(佐藤隆太)たちと現場に駆けつけた大輔は、そこで驚愕の光景を目撃する。

凄まじい早さで浸水を始め、傾いていく船体。9階建ビルに匹敵する船内には195台もの車両が積載されていて、引火すれば大爆発の危険が。しかも非常用システムはすべて破損している。そして、パニックを起こして逃げ惑う620名もの乗客。そこには、偶然にも船に乗り合わせていた環菜の姿が!

4時間後、船は沈没する。最後の最後まであきらめずに立ち向かう大輔だったが、かつてない極限状態の前に限界があった。大輔の勇気と力と愛、皆の信じる思いも飲み込んで沈みゆく船。そして、大輔の声、彼の名を呼ぶ環菜や仲間の声は、爆発音にかき消される…。


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